コラム

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家事代行サービスを利用するメリット・デメリット
2018.06.14

共働きの世帯や高齢・単身世帯が増加する中、家事代行サービスへの需要が高まっています。どんなサービスがあるのか、また気になる利用のメリット・デメリットをご紹介します。

1.なぜ今、家事代行サービスを利用するのか。

ライフスタイルの変化によって、共働きの世帯や高齢・単身世帯が増加しています。しかし時間や体力には限界があり、家庭内ではどうにも家事をやりくりできない部分もあるでしょう。そのような中で、家事代行サービスへの需要が高まってきています。

では実際に家事代行サービスには、どんなサービスがあるのでしょうか?

  • 食事(食事の片付け、食事の準備)
  • 掃除(床掃除、キッチン・トイレ・お風呂などの水回り、庭掃除、窓拭きや高所の掃除)
  • 洗濯(洗濯物を洗う・干す・たたむ・しまう)
  • その他(ごみ出し、買い物、子どもの送迎、)

家事全般がサービスの対象となります。また、料理だけ、掃除だけお願いする、といった家庭ごとの要望にあったプランを選ぶことも可能です。

2.利用のメリット

次に家事代行サービスを利用するメリットについて見ていきましょう。
メリットとして、下記のようなものがあります。(野村総合研究所「平成26年度女性の活躍推進のための家事支援サービスに関する調査」より)

  • 家事に関する肉体的負担が軽減した(87%)
  • 家事に関する心理的負担が軽減した(82%)
  • 生活 全般に対する満足度が高まった(69%)
  • 自分の時間が確保できた(65%)
  • 仕事の時間が確保できた(59%)
  • 家族とのコミュニケーション量が増えた(47%)
  • 仕事の質が高まった(45%)

(%は、家事代行サービスを利用して得られたメリットにおいて最も多かった回答(「とてもそう思う」と「まあそう思う」の合計)

いいことずくめですね!今までは体力の問題だと思っていたのが、実際に利用してみると体力だけでなく、家事を「やらねばならない」というプレッシャーから開放され、結果として自分の自由な時間を得ることで自分の生活や仕事に余裕ができた、ということでしょうか。
料理ひとつとってみても「献立を考え、食材の買い物、調理、片付け、また明日の準備…」と、一連の流れがあります。家事は生活している限り毎日必ず発生し、しかも終わりがないため、確かに体力的・心理的な負担は大きいものです。買い物や調理などのスポットでサービスをうけるだけでも、随分と負担が軽減されますね。

3.利用のデメリット

一方、家事代行サービスのデメリットについてです。

  • サービス料金の家計への負担が大きい
  • 業者によってサービス・スタッフの質に差がある
  • セキュリティ(破損、盗難・プライバシー情報の漏洩)に不安がある

また、人によってはサービスを依頼する前に、他人を家に入れること・他人に家の家事をお願いすることに抵抗感があるかもしれません。

まとめ

家事代行サービスに興味はあるけれど、価格や業者、セキュリティへの不安から、依頼を躊躇している方が多いのではないでしょうか。前述した「家事支援サービスに関する調査」によると、「利用者等アンケート調査の結果から把握された利用者の実態 ・ 家事支援サービスの現在の利用率は約 1%、過去に利用したことがある人も含めた既存利用者の割合(利用経験率)は約3%」と、まだまだ利用率は低いのが現状です。しかし一方では「既存利用者の約90%が利用した家事支援サービスに対して満足しており、約 93%が継続して家事支援サービスを利用したい」と答えています。最初に利用するまでのハードルは高いけれど、利用してみるとまた利用してみたい!と思うくらい満足度は高い様子が読み取れます。
このハードルを下げるためには、「自分が必要するサービスの絞り込み」(例えば、キッチンの普段十分にできない油汚れの掃除、ダイニングの床の拭き掃除、3日分の作りおきの料理を作る、といったように具体的に)、「業者の選定」(価格、利用のしやすさ、スタッフやサービスの質、物損などの場合の保証が十分か、など)が重要ではないでしょうか。もちろん業界として、積極的な情報開示や、第三者機関による認証制度を設けるなどの業界全体の努力も必要です。
長い人生の中で、家事を負担に感じる時があると思います。単身で・共働きで夜遅くまで働いている時、育児をしながら働いている時、子どもが生まれる産前産後など、自分や家族だけではなかなか毎日の家事が回らない、心と身体も、仕事や家族関係も余裕がない!と限界がくる前に、もっと気軽に家事代行サービスをしてみるのはいかがですか?心と身体の余裕が生まれ、自由な時間が仕事やプライベートをより一層充実させてくれるはずです。

(大橋さやか)